コウノトリのひな、今季も野外でふ化確認 国内で13年連続

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ふ化したコウノトリのひな=豊岡市祥雲寺(県立コウノトリの郷公園提供)

 兵庫県立コウノトリの郷公園(豊岡市祥雲寺)は19日、同公園近くにある人工巣塔で、国の天然記念物コウノトリのひな2羽のふ化を確認したと発表した。国内の野外でのふ化は今シーズン初めてで、13年連続となった。

 親鳥は、いずれも豊岡市内で生まれた8歳の雄と10歳の雌。2月11日に産卵を確認した。このペアでは4年連続のふ化となった。

 19日午前6時40分ごろ、職員がひな2羽のふ化を確認した。卵は4個確認されており、今後、残る2個について観察を続ける。

 巣塔の様子はインターネットでライブ配信されており、同公園のホームページから見ることができる。

 また、福井県は19日、同県内で今季初となるコウノトリの産卵と抱卵の行動を確認したと発表した。同県越前市内の巣で10日以降に産卵したとみられる。ペアのうち雄は朝来市生まれという。 (石川 翠)