思い出胸に巣立ち 県内小学校で卒業式

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在校生の拍手に見送られ、卒業する小美玉市立橘小の6年生=同市与沢

県内の公立小学校271校で19日、卒業式が行われ、6年生たちが恩師や下級生らと別れを惜しみながら、たくさんの思い出が詰まった学びやを巣立った。

今春閉校する小美玉市与沢の市立橘小では、6年生25人が真新しい中学校の制服姿で最後の卒業式に臨んだ。1人ずつ思い出や目標を語り、石田昇校長から卒業証書を受け取った。

別れの言葉で、在校生らが「いつも先頭に立ち行事を導いてくれたから楽しい学校生活を送れた」と感謝すると、卒業生は「橘小の伝統を守り、新たな小川南小で歴史を築いてほしい」と励ました。

石田校長は式辞で「思いやりを育み、困難を乗り越えた経験は、中学校で必ず力になる。夢と感謝の心を常に持ち続ければ、素晴らしい出会いが待っている」とエールを送った。同校は小川小と統合し、4月に小川南小として新たなスタートを切る。

県教委によると、20日は水戸市、県北、鹿行地域などの小学校計161校で卒業式が行われる。(高畠和弘)