プロ三重野、アマ榎 県勢が初ダブルV 東急OPゴルフ【大分県】

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優勝した県勢のプロ・三重野里斗(左)とアマチュアの榎隆則=大分東急ゴルフクラブ
プレーオフでティーショットを打つ榎隆則

 第38回東急大分オープンゴルフトーナメント(大分東急ゴルフクラブ、大分合同新聞社主催)は19日、大分市の大分東急ゴルフクラブ(6818ヤード、パー72)であった。18ホールのストロークプレーで実施し、県勢が初めてプロ、アマのダブル優勝を決めた。

 91人が出場したプロの部は、大分市出身の三重野里斗(キミエコーポレーション)が66の6アンダーで初優勝した。

 アマチュアの部は51人が臨み、トップに1オーバーで榎隆則(大分中央GC)と石塚祥利(福岡雷山GC)が並んだ。サドンデス方式のプレーオフが行われたが、1ホール終了(ともにバーディー)後、日没打ち切りとなり、大会規定で榎が優勝となった。

 閉会式で、鈴木利尚大会会長(東急リゾートサービス執行役員ゴルフ事業統括部長)があいさつ。桑原慶吾大会競技委員長が成績発表をした後、大分合同新聞社の伊達英寿執行役員マーケティング統括局長らが上位選手を表彰した。

三重野 運も味方、好スコア

 プロの部は大分市出身の三重野里斗(24)=キミエコーポレーション=が6アンダーの好スコアで初優勝した。「地元の大会で優勝を狙っていた」と喜んだ。

 最終組でプレーした。朝から強い雨が降っていたが、スタート時にはやみ、運も味方にした。ショットコントロールが良く前半を2アンダーでまとめた。

 後半最初の1番ホール(パー5)でピンそば2オン。上りのスライスラインが「きっちり見えた」とイーグル発進。5番ホールのボギーを次ホールのバーディーで挽回するなど、「手応えを感じた終盤は落ち着いてプレーできた」の言葉通り、さらに二つスコアを伸ばして締めくくった。

 小学4年で競技を始め、強豪の沖学園中、同高(福岡)に進学。高校1年で初出場した九州アマ選手権で史上最年少優勝するなどの実績を残し、卒業後の2013年に19歳でプロテストに合格した。

 プロ6年目。これまでツアーのシード権獲得はならなかったが、昨年12月の最終予選会を33位で終え、上位35位内に食い込んだ。

 2019年ツアー前半戦(8月中旬まで)の出場権をほぼ確保していた。それだけに「この大会を弾みにしたかった」とにっこり。

 次の大きな目標となるツアー初挑戦に向け、「レベルの高い試合が続くがついていきたい」と誓った。 

榎 小技さえ雨中乱れず

 アマチュアの部は県勢のベテラン、榎隆則(59)=大分中央GC=が初優勝を飾った。

 「小技が良かった」の言葉通り、アプローチ、パッティングがさえた。強い雨で多くのプロもスコアを乱す中、前半を1アンダー。後半は15番ホールで約8メートルのパットを沈めてバーディーを決めたが、16番ホールでダブルボギーをたたくなど、スコアはやや落としたが、トップタイの1オーバーでまとめた。

 優勝を懸けたプレーオフでは1ホール目でバーディーを決めた。だが決着はつかず、日没のため打ち切りとなり、大会規定で栄冠を手にした。

 日本シニア選手権(2016年)を制するなど多くの実績を誇るが、同大会は何度も出場しながら優勝には手が届かなかった。それだけにうれしく、プレーオフを戦った相手を気遣いながら、「ようやく初優勝できた」と笑みがこぼれた。