昨今関西弁が飛びかうバラエティーばかりだが、江戸前のMCだと安心して見られる 〈内村&さまぁ~ずの初出しトークバラエティ 笑いダネ〉(日本テレビ系)

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先週10日(2019年3月)、菅田将暉主演「3年A組―今から皆さんは人質です―」が最終回を迎え、この日は内村光良とさまぁ~ず大竹・三村による特番だった。

オープニングで、内村が「ばったもんの『しゃべくり007』」と言って笑いをとっていたが、油断するとゲストそっちのけで仲間内だけで盛り上がる本家「しゃべくり007」に比べ、こちらは脱線することもなく、ゲストの話をちゃんと聞くので安心して見られる。

ところが、ゲストがいただけなかった。1組目がココリコ、そして2組目がM-1&R-1優勝の霜降り明星と、キングオブコントの優勝者ハナコ。どちらもゴリゴリの関西。2組とも吉本の芸人だった。霜降りとハナコはネタも見せていたが、さほど面白くもなく、どうせなら、あまりお目にかかれないココリコのネタを見たかった。

とはいえ、この番組には「今までテレビで話したコトのないネタを3つ用意する」という縛りがあり、遠藤が25年前の給料明細を持参し、その時の振込金額が「25円」だった話や、MC陣がその明細を見ようとするが全員老眼で見づらそうにしているのが愉快。考えてみれば全員50代、20代の霜降りらとは親子ほど年が違うのだから。

昨今のバラエティーときたら、メインMCは圧倒的に関西芸人が多く、関西弁は飛び交うのが当たり前になっているが、内村&さまぁ~ずはそうでないのところがいい。江戸前(といってもウッチャンは熊本出身だが)のお笑い番組にも頑張ってもらいたい。

(放送2019年3月17日22時30分~)

(白蘭)