迫る 県議選 平成最後の戦い・6 平戸市区(定数1) 無投票の見方広がる

 自民の西川克己が4期目に挑む。ほかに出馬の動きは見られず、無投票との見方が広がっている。
 平戸市中部地区を地盤とする西川は今年に入り、浸透が課題だった南部地区で高齢者や自治会長らを交えたミニ集会を重ねる。これとは別に、2月からは市内で県政報告会を兼ねた「市民と語る会」も開き、農水産業振興や事業承継など要望に耳を傾ける。
 約150人が集まった今月の事務所開きで西川は「市や県、国のパイプ役に」と気勢を上げた。告示に向け、市北部や生月、田平地区の態勢固めも急ぐ。=文中敬称略=

◎立候補予定者 

 ▼平戸市区
西川 克己 71 自現(3)
 【おことわり】立候補予定者名簿の政党は衆院勢力順(自民=自、立民=立、国民=国、公明=公、共産=共、社民=社、無所属=無)。同じ政党内は現職、元職、新人の順で、当選回数(丸数字)ごとに五十音順。

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