長崎県警が取締本部 署長会議も開催

 長崎県警は19日、今春の統一地方選に向け、県警本部と県内23署に選挙違反取締本部を設置した。約2400人態勢で取り締まりに当たる。
 県警捜査2課によると、18日現在、公職選挙法違反による警告件数は文書掲示違反など71件で、前回同期と比べ6件多い。前回は摘発はなかったが、最終的に114件の警告を出した。羽田敏雄刑事部長は「違反に対して厳しく取り締まりを実施していきたい」と話した。
 県警は19日、統一地方選を前に、県警本部で署長会議も開催。國枝治男本部長は課題として▽選挙運動等の自由の確保と適正捜査の推進▽要人警護と警戒警備の万全-など4点を挙げた。

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