冨安健洋がベルギーを支配した! 止まらぬ20歳が今季ベストイレブンに

シント・トロイデンで活躍する冨安 photo/Getty Images

先日ベルギーのジュピラー・プロ・リーグは最終節を迎え、ここからはプレイオフへと突入していく。そこでベルギー『Sporza』では、今季レギュラーシーズンでのベストイレブンを選出。そこには大ブレイクを果たした日本人選手も入っている。

GK
ジーン・ブテ(ムスクロン)

DF
ヨアキム・マエフレ(ヘンク)
冨安健洋(シント・トロイデン)
ジーニョ・ファンフースデン(スタンダール・リエージュ)
シムン・ユクレラー(アントワープ)

MF
ルスラン・マリノフスキー(ヘンク)
アレハンドロ・ポスエロ(ヘンク)
ハンス・ヴァナケン(クラブ・ブルージュ)

FW
ヤリ・ベルシャーレン(アンデルレヒト)
レアンドロ・トロサール(ヘンク)
ムブワナ・サマッタ(ヘンク)

日本人選手で選ばれたのはセンターバックの冨安だ。20歳ながらベルギーリーグ屈指のセンターバックと評価され、今夏に欧州五大リーグへステップアップする可能性があると言われる期待の若手選手だ。アジアカップ2019準優勝にも大きく貢献しており、その評価は高まるばかりだ。同メディアからもDFとしての能力、ポジショニングなどが評価されており、今季シント・トロイデンが上位を狙えたのも冨安の存在が大きい。

また興味深いのは冨安の相棒だ。今回選ばれたファンフースデンはベルギーの世代別代表に選ばれている期待のDFで、現在はインテルからスタンダールにレンタル移籍している。年齢は19歳と冨安より若く、今季はヨーロッパリーグにも出場した。

若さで言えばFW枠で選ばれたベルシャーレンは2001年生まれの17歳だ。出場試合数は11試合と多くないが、すぐに能力を見せたと同メディアは評価。ポテンシャルの高さを認めている。今季は1得点4アシストを決めており、こちらもベルギーの世代別代表選手だ。ここからどこまで伸びるのか楽しみで、ベルギーにも次代を担う若き選手たちが出てきている。

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