茨城中3自殺、いじめと指導要因

県、市教委の対応「違法」と指摘

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記者会見する調査委委員長の栗山博史弁護士=20日午後、茨城県庁

 2015年11月に茨城県取手市立中3年の中島菜保子さん=当時(15)=が自殺した問題で、県の調査委員会は20日、同級生によるいじめとの因果関係を認めた上で「いじめと担任教諭の指導が、一体的に補完し合いながら心理的に追い詰めた」とする報告書を公表。いじめ防止対策推進法に基づく調査委の設置を怠った取手市教育委員会の対応を「違法」と指摘した。

 報告書は、市教委幹部がいじめがあったとの認識を持っていたのに、教育委員に都合の悪い情報を提供せず「ミスリードするような姿勢が認められる」と指摘した。