慶応大が渡辺さんの博士取り消し

学位論文不正で

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 慶応大は20日、学位論文に先行研究の成果についての適切な表示を欠く不正な流用があったとして、ジャーナリストでメディア研究者の渡辺真由子さんの博士学位を取り消したと、ホームページで発表した。

 渡辺さんは2017年、論文「児童ポルノ規制の新たな展開」により、博士(政策・メディア)の学位を取得。慶応大は、この論文に引用の範囲を超えた転載が含まれているとの指摘を受け調査していた。

 昨年11月には、この論文を基にした著書「『創作子どもポルノ』と子どもの人権」に、広範囲にわたり他の論文の無断転載があったとして、出版元が同書を絶版とし、書店から回収していた。