3月は自殺対策強化月間です 伝えよう。ひとりじゃないこと。

静岡県三島市 広報みしま2019年3月1日号

©株式会社パブリカ

3月は自殺対策強化月間です
かけがえのない命を守るために、あなたにもできること
伝えよう。ひとりじゃないこと。

年間およそ2万人もの人が自殺で亡くなっています。三島市では、毎年20人前後の人が自ら命を絶っています。これは、交通事故の8~9倍にも及ぶ数字です。自殺は、健康問題をはじめとして、日常生活のさまざまな悩みや問題が複雑に絡み合って起こる「誰にでも起こり得る危機」です。
自殺を考えている人は、不眠や体調不良など自殺の危険を示す何らかのサインを発しています。まずは、身近な人が、そのサインに気づいてあげることが大切です。

■自殺予防の十箇条
(静岡県「ゲートキーパー手帳」より)
次のようなサインを数多く認める場合は、自殺の危険が迫っています。
・うつ病の症状がある
・原因不明の身体の不調が長引く
・飲酒量が増す
・自己の安全や健康が保てない
・仕事の負担が急に増える、大きな失敗をする、職を失う
・職場や家庭でサポートが得られない
・本人にとって価値あるものを失う
・重症の身体の病気にかかる
・自殺を口にする
・自殺未遂におよぶ

■周りの人が気づく「うつ病」のサイン
(厚生労働省「うつ対策推進方策マニュアル」より)
自殺につながりやすい「うつ病」をチェックするポイントを紹介します。
・以前と比べて表情が暗く、元気がない
・体調不良の訴えが多くなる
・仕事や家事の能率が低下、ミスが増える
・周囲との交流を避けるようになる
・遅刻、早退、欠勤(欠席)が増加する
・趣味やスポーツ、外出をしなくなる
・飲酒量が増える
このほかにも、
・不眠、食欲不振
・身だしなみに気を遣わなくなる
などの変化が見られると言われています。

■気づいたあなたが、ゲートキーパー(命の門番)
自殺を防ぐには、悩む人に寄り添い、関わりを通して孤立を防ぎ、支えていくことが重要です。自殺を示すサインに気づき、適切な対応ができる人が「ゲートキーパー」です。気づいたら、ひとりで抱え込まないで健康づくり課へご相談ください。
※地域の集まりなどで、ゲートキーパー養成講座やこころの健康講座を実施します。ご活用ください。

◇ゲートキーパーの役割
(1)気づく・声をかける…家族や知人の変化に気づいたら、声をかける。
(2)聴く(傾聴する)…指導や助言はせず、本人の気持ちを受け止め、耳を傾ける。
(3)つなぐ…早めに専門家に相談するように促す。
(4)見守る…温かく寄り添いながら、じっくりと見守る。

※図書館では、自殺について考える本のコーナーを設置しています。「図書館からのお知らせ」をご覧ください。