ポルトは20日、元スペイン代表GKイケル・カシージャスとの契約を、オプションを行使してもう1シーズン延長したと発表した。
現在37歳のカシージャスは、2015年に下部組織時代から長年プレイしてきたレアル・マドリードを退団してポルトへ移籍。加入初年度からチームの絶対的守護神として活躍し、今季もここまで公式戦35試合に出場している。プリメイラリーガはリーグ最少失点の守備を支え、チャンピオンズリーグではチームを4年ぶりのベスト8へ導いている。
そんなカシージャスについて、ポルトの会長を務めるジョルジェ・ヌーノ・ピント・ダ・コスタ氏は「彼は世界の象徴であり、ポルトの象徴でもある。今日、カシージャスの名前はポルトと密接に結びついており、ポルトの名前もカシージャスと密接に結びついてる」と述べつつ「さらなるオプションをつけて、1年間契約を延長した。ただ、私はこれが我々が行う最後の契約にならないと確信している。彼がこのクラブやポルトの街を愛してくれていることを知っているしね。非常に嬉しいよ」とコメント。クラブの公式サイトが伝えている。
そしてカシージャス本人も「今日は特別な日になった。私はこのクラブを我が家のように感じている。だから、この話が来たときから疑いの余地はなかったよ。私はサッカー選手としてのキャリアをここで終えたいと思っているからね」と話しており、残りのキャリアをポルトへ捧げる考えであると明かした。