王毅氏、フィリピン外相と会談 RCEP年内妥結目指す

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王毅氏、フィリピン外相と会談 RCEP年内妥結目指す

 20日、中国の王毅国務委員兼外交部長は北京の釣魚台国賓館でフィリピンのロクシン外相と会談した。(北京=新華社記者/劉彬)

 【新華社北京3月21日】中国の王毅(おう・き)国務委員兼外交部長は20日、北京の釣魚台国賓館でフィリピンのロクシン外相と会談した。

 王毅氏は次のように述べた。両国元首の配慮とリードの下、両国関係はこの3年間に好転、定着、上向きの「三部曲」を完成させた。昨年11月、習近平(しゅう・きんぺい)主席のフィリピン公式訪問は円満な成功を収めた。両国関係が全面的戦略協力関係に格上げされ、新たな発展段階に入った。双方は政治面の相互信頼を絶えず深め、実務協力で多くの成果を収め、海上協力を積極的に模索し、南中国海の平和・安定を手を携えて維持し、安全、発展、人文(人と文化)の3大柱の分野の協力推進に力を入れ、「一帯一路」共同建設を着実に拡大し、両国関係の質的向上とレベルアップを絶えず推進している。

 王毅氏は次のように指摘した。フィリピンは中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)関係の調整国で、中国・ASEAN関係と東アジア地域協力を積極的に推進しており、中国はこれを高く称賛している。中国はフィリピンを含むASEAN各国と共に3年内に「南中国海行動規範」(COC)協議の妥結を目指している。また「一帯一路」協力文書の調印に向け積極的に検討し、スマート都市に関する協力を深め、青少年を含める人文(人と文化)交流を強化し、中国・ASEAN防衛協力の向上を図り、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)交渉の年内妥結を目指し、中国・ASEAN関係をさらに新たな段階へと押し進めることを願っている。

 ロクシン氏は次のように強調した。中国との友誼は歴史が長く、両国はずっと良き友人で、これまで敵となったことはない。中国はこれまでずっと他国の内政に干渉せず、自らのパワーと優位性を利用して隣国に圧力をかけたとはない。中国のように世界に希望をもたらす国はこれまでなかった。中国が独特の体制の優位性によって他国にはない発展の成果を収め、中国共産党の指導は他が代わることのできない役割を果たしている。歴史的に西側の国は植民地主義、帝国主義のやり方で発展途上国を抑圧した。中国の「一帯一路」構想は自らの発展を実現すると同時に、他国の共同発展をけん引し、共同繁栄を実現している。

 ロクシン氏は次のように述べた。ドゥテルテ大統領は来月、中国を訪問し、第2回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムに出席することを楽しみにしている。フィリピンは中国との政治面の相互信頼を固め、各分野の協力を深め、海上協力を共同で模索し、海上の平和と安定を守り、両国関係の新たな進展を絶えず図ることを願っている。フィリピンはASEAN・中国関係の調整国としての役割を果たし、COC交渉を積極的に推進し、ASEANと中国の友好協力関係の新たな進展を図る。