思い出をありがとう 3月閉校の大子・黒沢小 最後の卒業生7人

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大子町立黒沢小の最後の卒業生7人=同町町付

本年度で閉校する大子町町付の町立黒沢小(雨沢尚樹校長)は20日、最後の卒業式を挙行、7人の6年生が進学する大子中の制服姿で、思い出多い学びやに別れを告げた。

式は児童や保護者、教職員など学校関係者と来賓が、ほぼ同数という小規模校らしい雰囲気の中行われた。一人一人に卒業証書を手渡した後、最後の1年間の学校行事を振り返った雨沢校長は、「自分の夢を持ち続けること。夢は生きていく上で人を勇気付け、エネルギーを与える。夢を持つと自分らしく生きられ、自信が持てる。命を大切に、人生を前向きに生きてほしい」とはなむけの言葉を送った。

来賓の高梨哲彦町長や佐藤卓教育長らの祝辞後、別れの言葉として、在校生7人と卒業生が向き合い、運動会や修学旅行など、これまでの思い出を呼び掛けた。最後に卒業生が「誇りを胸に中学でも頑張る。6年間ありがとう」と締めた。

児童14人が並んで、「旅立ちの日に」を合唱。最後に学校関係者全員で、校歌斉唱した。第753号の最後の卒業証書を手にした吉川櫂都君は「電車を乗り継いで行った東京への修学旅行が一番の思い出。中学ではソフトテニス部で頑張りたい」と話した。(蛭田稔)