これは伝説!シュート54本、支配率80%を記録しながら負けたチームがあった

今月の代表ウィークでアジア遠征を敢行し、26日に日本代表と対戦するボリビア代表。

同国の国内リーグでは現在、ナシオナル・ポトシが首位に立っているが、彼らは19日にコパ・スダメリカーナの一回戦でスリア(ベネズエラ)と対戦した。

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その試合でのスタッツが話題となっている。

こちらは『Opta』によるものだが、ナシオナル・ポトシがこの試合で放ったシュートはなんと54本!『La Nación』などによればポゼッションは79.2%だったというのだ。

彼らの本拠地ポトシはラパスより高い4,000メートルに位置する。酸素が薄く、ボールが飛びやすくなる高地での試合はシュートが増加する傾向にあり、アウェイチームが相手に支配される展開も珍しくない。

とはいえシュートなら20本、ポゼッションなら70%あればかなり一方的になるサッカーにおいて、これだけの数字はなかなかお目にかかれないものであろう。

『Opta』によると、54本というシュート数は統計を取り始めた2013年以降、南米で行われたクラブチームの国際試合で最多だったことを伝えている。

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しかしナシオナル・ポトシは枠内シュートも15本放ちながら1点も奪えず、逆に後半アディショナルタイムに失点して0-1で敗れてしまった。

ナシオナル・ポトシにとっては悲惨な結末であるが、これだけ打たれてゴールを許さなかったスリアを褒めるべきかもしれない。

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