『ESPN』は20日、「ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールは、レアル・マドリーを選んだ理由について話した」と報じた。
2017年に4500万ユーロ(およそ57.8億円)という移籍金でレアル・マドリーに加入することを決め、18歳になった今季ようやく合流したヴィニシウス。初年度からチームの攻撃において重要な存在となってきた。
しかし、当時彼には「バルセロナに加入する可能性が高い」という報道もあり、移籍先が注目されていた。
なぜヴィニシウスはバルセロナを断ったのか?『Cadena SER』の番組に出演した彼は以下のように話したという。
ヴィニシウス 「2017年3月に行われた南米U-17選手権でプレーした後、いくつかのクラブから関心を持たれていると聞いたよ。
ただ、父は『それはウソだ』と言っていた。
オファーがやってきたときに初めてそれを聞いて、選択しなければならなかった。バルセロナが先に来て、それからレアル・マドリーが来た。
そして、我々は最高のものを選んだ。バルセロナのほうが大きなお金を出していたと思うが、僕は最高のプロジェクトの方を選んだんだ。マドリッドでね」
「マルセロとカゼミロと話したんだ。彼らは僕を大いに助けてくれた。
18歳の時にマルセロはここへ来た。マルコ・アセンシオもそうだった。彼らがレアル・マドリーを選ぶための助けになったよ。
家族も僕も、マドリッドでプレーすること、マドリッドに住むことを求めていた。最初からそうだったよ」
(ジダン監督が戻ってくるが?)
「ジダンは素晴らしい選手だったし、今はとてもいいコーチだ。彼とともに練習できることは名誉だ。
彼のことはあまり見ていない。だけどビデオではプレーを見たよ。凄かったね。カゼミロは『ジダンと話すときは緊張した』と言っていた。
ロペテギと話すときとは違うね。彼はレジェンドだから、特別だ」
(目標は?バロンドールは獲りたい?)
「そうだね。僕はそのために努力をしている。いつになるかはわからない。おそらく25~26歳くらいになったらいいね。そのときは僕の力がピークだろうから」