安倍政権の経済対策「昭和のまま」 立民・枝野氏が批判

演説する立憲民主党の枝野代表=20日、川崎市高津区

 立憲民主党の枝野幸男代表は20日、川崎市高津区のJR武蔵溝ノ口駅前で街頭演説し、安倍政権の経済対策について「競争に勝ったものがほかを引っ張るという昭和の成功体験をいまだに引きずっている。そうした政策を6年間やってきた」と批判した。

 枝野氏は時代状況が大きく変わっていることに触れ、「医療や介護、子育て支援への安心感が何より大事。保育士などの給与を上げることが一番の景気対策になる」と強調。その上で、子育てや高齢者施策などを担うのは県や市とし、「だからこそ地方議員の選挙が大事。民主主義を支え、社会を変えるのは皆さんの一票だ」と訴えた。神奈川県議選と川崎市議選の同党公認候補予定者らの応援演説で述べた。

© 株式会社神奈川新聞社