東京・福岡でさくら開花 見頃は来週後半

東京(靖国神社)のさくらの標本木。(21日午前10時撮影)

春分の日のきょう21日午前、気象庁は東京でさくら(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。平年より5日早く、昨年より4日遅い開花となった。
 
 東京の標本木がある靖国神社では、きのう20日は開いた花の数が少なく発表が見送られたが、21日になって5、6輪以上咲いたと確認されたため、開花が発表された。なお、きょう午前には福岡でも、平年より2日早い開花となった。

 あす22日(金)も平年より気温が高い地域が多いため、西日本とや東日本の太平洋側の各地で、さくら開花の便りが届きそうだ。東京都心では、来週後半には見頃を迎える予想となっている。

<さくら開花・満開の定義> 
 開花日とは、標本木(観察する対象の木)で5~6輪以上の花が開いた状態となった最初の日。
 満開日とは、標本木で80%以上のつぼみが開いた状態となった最初の日のことをいう。

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