「今季のバルセロナ、失望選手ワースト3」

リーガで断トツの首位を走るバルセロナ。UEFAチャンピオンズリーグでもベスト8進出を決めた。

ここでは、『sportskeeda』による「今季のバルサ、がっかり選手ワースト3」を見てみよう。

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ケヴィン=プリンス・ボアテング

冬に決まったサッスオーロからの電撃移籍は控えめに言っても衝撃的だった。

彼はバルサが体現するもの全てに相対するような存在だったため、この補強の論理的な根拠について疑問に思う人間も多かったのだ。

今のところ、その疑問は正当化されている。単なるスカッドメンバーに過ぎないことが証明されているのだ。

ルイス・スアレスの控えとして獲得されたものの、その役割を果たすにはかなりの限界を露呈している。

攻撃を牽引できておらず、ピッチ上のパフォーマンスよりも自宅への空き巣のほうが話題になった。加入から2か月が経ったが、プレーしたのはわずか2試合だけだ。

マウコン

ボルドーからローマへの移籍が発表されていたにもかかわらず、バルサに鞍替えしたことで史上最も物議を醸す移籍のひとつになった。

複雑な形でやってきた彼に対する期待値は高かったが、“から騒ぎ”だったことが証明されてしまった。

加入から8か月が経ったが、バルサでのキャリアはまだ本当の意味で始まってすらいない。チームに真の影響を与えられていないのだ。

出場機会は限られており、レアル・マドリーとのコパ・デル・レイで決めた重要な一発も慰めに過ぎない。

来季はバルサにいない可能性が高く、強引な手法での獲得劇を考えればかなり恥ずべきものになりうる。

フィリペ・コウチーニョ

2018年1月にリヴァプールから破格の移籍金で加入した彼は、バルサのレジェンドであるアンドレス・イニエスタの長期的な後継者と目されていた。

最初の半年は好パフォーマンスを披露。昨季後半戦は22試合で10ゴール6アシストを記録し、リーガとコパの2冠に貢献したのだ。

だが、今季は相当に落ち込んでいる。ウスマヌ・デンベレの復活もあり、ベンチを温める機会も多くなってきた。

ポジション奪取に苦しんでおり、出場した際にもそのスキルと自信を見せることができていない。

その不調ぶりはかなりショッキングで、ファンと専門家はその原因の分析を試みている。残りシーズンを考えても、バルサとしては彼の復活が必要になるだろう。

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