リニューアルされた722号車 本日より運行開始

叡山電鉄株式会社は、2018年3月21日にデビューした観光列車「ひえい」をはじめ、700系車両を順次リニューアルしています。

今回は722号車(デオ720形)をリニューアル。本日、出町柳駅発の列車より運行が開始されました。

 

外装には、沿線の神社仏閣をイメージした「朱色」が使用されています。

 

車内はセミバケットシートの座席で、着席スペースが明確に分かれているため、一人分の座席の広さが保てます。

 

ドア付近には車いす・ベビーカースペースを確保、優先座席には黄色を使用し明確化するなど、バリアフリーも考慮されています。

 

また、車体前面の鋼板を厚くし、台枠下部覆い(スカート)を新設、車内のスタンションポールを6か所に増設するなど、安全性の向上も図られました。

 

映える朱色ながらもクラシカルで上品な722号車。紅葉の中を走る姿も見てみたいですね。

 

鉄道チャンネルMC:柏原美紀

© 株式会社エキスプレス