【On This Day】対リヴァプール、現チームエースのサディオ・マネが躍動!

フットボールには長い歴史がある。5年前、10年前の今日という日にもまた世界各地で数々の名プレーヤーがドラマを生んできた。【On This Day】対リヴァプール、現チームエースのサディオ・マネが躍動!

2016年3月21日 サウサンプトン3-2リヴァプール

現在はリヴァプールでエースの一角を担っているセネガル代表FWサディオ・マネだが、3年前の今日彼はまだ前所属のサウサンプトンでプレーをしていた。

翌シーズン(2016年夏)にリヴァプールに移籍を果たすわけであるが、そんな彼はこの試合で強烈なインパクトを残していた。

前半17分、22分と5分間で立て続けに失点を喫したホームチームは前半をそのまま終えると、後半頭からMFドゥシャン・タディッチ(現アヤックス)を下げ、FWサディオ・マネを投入した。

すると後半21分、先日鹿島アントラーズとのACLでの対戦で2ゴールを挙げた元イタリア代表FWグランツィアーノ・ペッレのパスからマネが抜け出す。持ち味であるスピードを生かしボールを前へ運ぶと利き足ではない左足でゴールネットを揺らした。これでスコアは1-2、試合の興味を繋いだ。

次の得点もホームチームに決まる。

シェーンロングのパスからペッレ。左足の強烈な一振りは美しい弧を描き、ボールはネットに吸い込まれた。

後半38分、これで試合は振り出し。どちらに勝利が傾くか、スタジアムの熱狂は最高潮に。

そして迎えた後半41分、再びあのホットラインが輝く。ペッレのスルーパスからマネ。

1点目と同じような形で、またしても利き足ではない左足で流し込んだ。

ちなみにこのシーズン、サウサンプトンはリーグ6位と大躍進、対するリヴァプールは8位でシーズンを終えている。

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