不審者声掛け最多406件 県警 昨年、前年比118件増【大分県】

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 県警は2018年に確認した子どもや女性に対する不審者からの声掛け状況をまとめた。前年比118件増の406件で統計を始めた2009年以降、最も多かった。新潟市で小2女児が殺害された18年5月の事件を受けて住民らの危機意識が高まり、通報が大幅に増えたとみられる。県警は「もうすぐ入学シーズン。通学路の危険な場所をいま一度確認してほしい」と促している。

 生活安全企画課によると、不審者からの声掛けは昨年、児童らの下校時間に当たる午後3~5時に集中。ほぼ半数に当たる193件がこの時間帯に起きていた。年代別では小学生が123件、高校生が42件、中学生が41件と続いた。

 声を掛けるだけでなく、付きまとったり、撮影したりする悪質なケースも100件以上あった。

 同課安全安心まちづくり推進室は「登下校で友達と別れて1人になったときは、特に注意が必要。具体的な場所を把握し、可能な範囲で対策を考えてほしい」と呼び掛ける。

 今年は2月末までに63件起きており、前年同期より26件多い。人身安全・少年課の別府敦次席は「被害が深刻化しないよう迅速、的確な対応に努める」と話している。