障害者754人合格、採用へ

水増し問題受け、国家公務員試験

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障害者のみを対象にした国家公務員試験の合格者を発表する職員=22日午前、東京・霞が関

 人事院は22日、障害者のみを対象にした初の国家公務員試験に754人が合格したと発表した。本人が辞退しない限り、全員を中央省庁や出先機関の常勤職員として雇用する。試験は省庁の障害者雇用水増し問題を受けて初めて実施。「良い人材が多く集まった」として当初の採用予定より78人増やしたが、受験申込者数に対する倍率は約12倍の狭き門となった。

 ただ法律で定められた障害者雇用率2.5%の達成には、今回も合わせ約4千人の採用が必要。人事院が今秋にも2回目の一斉採用試験を実施するほか、各省庁も非常勤職員を含めて人材を確保し、今年末までの達成を目指す。