【2019年版】京都土産にぴったりな和雑貨15選

京都でのおみやげ選びは、種類がたくさんありすぎて何を選べばいいのか迷ってしまうもの。そこで今回の記事では、いつまでも使いたくなるデザインの美しさと実用性を兼ね備えたおすすめ製品をご紹介します。

1. 「香老舗 松栄堂」のお香

1705年創業という長い歴史をもつお香専門店。宗教用や茶の湯の席で用いられるお香や、一般家庭で手軽に楽しめるものなど多種多様な商品が揃っています。おみやげにおすすめしたいのは、京都伝統の金襴の布袋のなかにお香が入れられた「誰が袖 みやこ 大(1個 972円(税込))」。華やかな香りでやさしい残り香を楽しめます。また、スティックタイプのお香のセット「芳輪 京五彩(1,296円(税込))」も人気。白檀などをベースにした、奥深く日本らしい香調を奏でます。

2. 「よーじや」の化粧雑貨

京都を代表する有名な化粧雑貨ブランド「よーじや」。看板商品は、京都みやげの定番「あぶらとり紙(1冊20枚入り 330円(税抜))〜」です。緻密な組織の特殊和紙が使われており、肌の余分な皮脂をやさしくオフしてくれます。そのほか、スキンケア・ボディケアを中心とした化粧品雑貨を多様に展開。持ち帰りやすいコンパクトなサイズの「ねり香水(1,500円(税抜))」などもおすすめです。フルーティフローラルの香調がさりげなく香り立ちます。

おすすめ店舗は「清水店」

京都市内を中心に数多くの店舗を展開している「よーじや」。なかでもとくに訪日観光客におすすめしたいのが「清水店」です。世界遺産・清水寺をはじめ、京都の定番観光コースの途中で立ち寄りやすい立地にあるほか、英語・中国語が話せるネイティブのスタッフが常駐。英語・中国語・タイ語・韓国語で商品説明(各商品ごとの使い方や特徴など)が記載されたガイドブックも用意されています。「清水店」が取り扱う製品は定番のものはもちろん、人気の「よーじやカフェ」のオリジナルロゴマークが付いたグッズもたくさんあり、ポップなデザインが好評を得ています。

3. 「竹笹堂」の木版画やスマホケース

1891年創業、昔ながらの印刷技法「木版印刷(※)」を代々受け継ぐ「竹中木版」が展開するお店。店舗は築100年の町家(伝統的な木造家屋)を利用したもので、1階は販売スペース、2階を工房としています。
商品はオリジナルの木版画や浮世絵などのほか、ステーショナリーなどの雑貨までさまざま。おみやげに選ぶなら、やはり木版画がおすすめです。画像の作品は「竹中健司作「Gion」(5,400円(税込))」。京都を代表する観光エリア・祗園の一風景が描かれたものです。
また、色柄のバリエーション豊富なスマホケースも人気で、画像は一例「MOKUHAN iPhoneケース「マカロン」(3,456円(税込)〜)」。温もりある木版画を原画に使うことで、ポップかつ「和」の趣ただようデザインとなっています。

(※)手作業で版木に文字や絵を彫り、紙に摺る伝統的な印刷技法のこと

4. 「公長齋小菅」の竹細工製品

国内のみならず世界各国で人気を誇る、竹細工製品の有名ブランド。創業は1898年。店舗では、古くから日本人に親しまれる「竹」が用いられた多彩な商品を購入することができます。おみやげに選ぶなら「トング L(864円(税込))」や「minotake へら(2,376円(税込))」などのキッチン用品がおすすめ。竹素材は持ち手部分が熱くならず、軽量かつ丈夫なため、デザイン性の高さだけでなく使いやすさも抜群です。

5. 「京都しゃぼんや」のコラボレーション石鹸

「Made in Kyoto」をコンセプトに、京都に根ざした素材を使ったさまざまな石鹸を販売するお店です。配合成分は、天然原料にこだわった自然由来。専門の職人が丹念につくりあげています。おみやげに購入するなら、京都を代表するさまざまな企業や寺院などとコラボレートした石鹸のシリーズがおすすめです。

1751年創業、日本最古の日本画用絵具専門店「上羽絵惣」とコラボレートした「胡粉石鹸(90g/1,800円(税込))」は、絵具に使われる伝統の成分「胡粉(ホタテ殻)」を配合した一品。舞妓さんのような美肌へと誘います。
上羽絵惣株式会社ホームページ(日本語のみ)

日本最大の禅寺・妙心寺の塔頭として600年以上もの歴史を誇る「退蔵院」とコラボレートした「サボン・ド・空(70g/1,500円(税込))」は、京都産天然ヒノキなどをベースにした優しい香りの一品。京都の竹炭を使ったマーブル模様は禅のイメージを基調にしています。
妙心寺 退蔵院

6. 「辻和金網」の手編みコーヒードリッパー

職人の手作業によって細い針金を編みあげてつくられる「金網細工」製品の専門店です。製品の種類は、さまざまな料理の道具・暮らしの道具が中心。大量生産品には無い繊細な美しさと使いやすさが人気の理由です。おすすめは、銅製の「手編みコーヒードリッパー(5,400円(税込))」。中心一点に向かってお湯が流れるよう計算された形状により、コーヒーの旨味をしっかりと抽出できます。空気の抜けも良いため、蒸らしにも適しています。

7. 「芸艸堂」の絵はがきとマスキングテープ

老舗の美術書出版社であり、木版画店としても知られる「芸艸堂」。鑑賞用木版画などのほか、有名な木版画の図案をモチーフにしたさまざまなグッズが販売されています。おみやげに買うなら、おすすめは、日本を代表する絵師・葛飾北斎の作品が用いられた「北斎はがきセット(1,728円(税込))」。さらに、和紙が使われた美しい和柄の「マスキングテープ(540円(税込))」も人気です。

8. 「開化堂」の珈琲缶など

創業1875年、日本最古の歴史をもつ「手づくり茶筒」の老舗。国内のみならずイギリスやフランスなど各国で商品が販売されており、セレブリティを中心に人気を集めています。製法は創業以来ずっと変わることがなく、全工程が手作業。茶筒以外にも、さまざまな製品が展開されており、おみやげに選ぶならおすすめは「珈琲缶(銅/スプーン付/200g 23,220円(税込)など)」や、「パスタ缶(真鍮/パスタメジャー付/小 1kg 23,328円(税込)など)」などです。素材は銅・真鍮・ブリキ製があり、使い込むほどに増す深い風合いや艶を楽しめますよ。

9. 「一澤信三郎帆布」のカバン

創業1905年、100年以上経っても昔と変わらず、ひとつひとつ職人の手作業によってカバンをつくりつづけている有名店。使われている素材は、丈夫で長持ちする「帆布(綿帆布または麻帆布)」。トート、ショルダー、リュックなどさまざまな型があり、色柄も多彩にそろえられています。耐久性とデザイン性を両立した一品、ぜひ手に入れてくださいね。
価格例:「縦25×横31×マチ18cmサイズのトート 9,500円(税抜)」など。

10. 「京都鳩居堂」のハガキなど

1663年創業という長い歴史を誇る老舗店。お香類や、筆・墨などの書画用品、和紙工芸品などさまざまな商品が販売されていますが、おすすめはハガキやポストカード、便せん封筒類。温もりを感じさせる手触りの「和紙」素材のものを中心に、美しいデザインの商品がたくさん販売されています。
価格例:「葉書 シルク印刷 総柄 1枚129円(税込))」など。

11. 「SOU・SOU」の足袋

日本の風情や季節をポップに表現したテキスタイルを製作する京都のブランド、「SOU・SOU」。伝統的な素材や技法を用いながら、現代的な要素も取り入れることを大切にしています。そのブランドが展開する足袋シリーズは、他にはないデザインで人気を集めています。定番の「高砂足袋 いろは底(8,640円(税込))」や冬にぴったりの「ツイード 高砂足袋 いろは底(9,396円(税込))」がおすすめ。京都にある店舗は、高級感のある照明と和テイストな雰囲気がおしゃれです。今や世界中のクリエーターからも高い評価を受け注目を集めている足袋。ぜひ京都みやげにいかがですか?

12. 「上羽絵惣」の胡粉ネイル(和色シリーズ)

1751年に日本画用の絵具専門店として創業した「上羽絵惣」。絵具の材料として使用される胡粉は、貝殻を焼いて作った天然素材の顔料です。その胡粉を使用した「胡粉ネイル(和色シリーズ)」は、「爪に優しい」「マニキュア特有の刺激臭がない」「速乾性と通気性がある」「アルコールで落とせる」など嬉しいことばかり。高齢者や妊婦の方、病気療養中の方も安心して使えます。2015年には、グッドデザイン賞を受賞したほど今注目の京都みやげです。

13. 「ちりめん細工館」のマスコットや小物入れ

関西地方で長らく愛されてきたちりめん素材。ちりめんとは、2種類の糸を交互に織った布のこと。そのちりめん素材を使った人形や小物入れを取り扱う「ちりめん細工館」には大人の心もくすぐるかわいらしいアイテムがたくさんあります。富士山や動物をモチーフにした「キャラポーチ(540円(税込))」や「福猫ポーズマスコット(650円(税込))」はリーズナブルでおみやげにもぴったりです。嵐山本店は、日本家屋をモチーフにしたおしゃれな店舗。周りも自然に囲まれ嵐山ならではの風情を楽しめます。

14. 「まつひろ商店」のがまぐち

まつひろ商店は、バッグや財布などの袋物金具「がまぐち」を扱う専門店として誕生しました。まつひろ商店のがまぐちはすべて職人の手作業で作られています。長く使えるようにと、細部にまで職人のこだわりが詰まっていますよ。定番の小銭入れ「3.3寸丸型がまぐち(850円(税抜))」や小物入れに最適なポーチ「5.5寸リング付ポーチ(2,200円(税抜))」がおすすめ。さまざまなカラーやデザインを展開しているので、おみやげ選びがとても楽しくなりそうです。まつひろ商店はアフターケアも充実。購入後に商品に不具合が生じた場合は無料で修理や調整を行ってくれます。

15. 「白竹堂」の扇子

日本で古くから使われていた扇子をはじめ、京扇子という京都や滋賀のみで製造される扇子を取り扱うお店。レースやラインストーンをあしらい、洋のテイストを取り入れ、今までにはなかったようなファッション性の高い扇子を展開しています。富士が描かれた「北斎富士 九寸五分(8,856円(税込))」やさくらが描かれた「さくら 九寸五分(9,180円(税込))」がおみやげとしておすすめ。本店は、黒い瓦屋根が高級感を演出し、入り口から和な空間を創り出しています。

持っているだけで心が浮き立つようなおみやげをご紹介しました。いかがだったでしょうか?京都を訪れたらぜひ手に入れてくださいね。

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