犯人がいまだ特定されていない、イギリスの連続殺人事件の犯人「切り裂きジャック」。
被害者の遺体のそばにあったショールで行った最新のDNA鑑定により、23歳のポーランド人理容師が犯人である可能性が十分に高いことが分かった。「イブニング・スタンダード」紙が報じた。
リヴァプール・ジョン・ムーアズ大学の研究員によると、既に被疑者の1人として浮上していたアーロン・コスミンスキーが、今回の結果から統計的確率で犯人と言えると発表した。
「まだ断定できないものの、5年前に同じショールで行ったDNA調査で浮上したコスミンスキーが今回の鑑定でも再び一致し、犯人である可能性がさらに高くなった。
またこの結果を受けて、ショールが本物であることの証明にもなった」。研究員は今回の発見を「犯罪科学ジャーナル」誌に寄稿した。