元樹(げんき)だより 市長からのメッセージ

熊本県宇土市 広報うと平成31年3月号

©株式会社パブリカ

春風が吹き始める3月、市内の小中学校や高校では卒業式が行われます。卒業生の皆さんは、これまで過ごして来た仲間たちと別れる寂しさを感じながらも、4月から始まる新たなステージに期待を寄せているのではないでしょうか。

私自身も学生時代、そして就職後もたくさんの出会いや別れを繰り返し、かけがえのない友情や経験を得ることができました。振り返ると私の人生はたくさんの人に支えられているように思います。

特に熊本地震の時には、全国の友人たちからたくさんの支援や激励をいただきました。中には“何かできることはないか”と実際に駆けつけてくれた友人もいます。

こうした出会いが今では私の生きる活力になっています。ぜひ、皆さんにも、ひとつひとつの出会いを大切にしながら、これからの人生を歩んでいただきたいものです。

さて、1月から2月にかけて開催された「サッカーAFCアジアカップUAE2019」。我らが日本代表は、優勝候補筆頭のイランを破るなど、サッカーファンを大いに沸かせた大会となりました。その大会での、イランに勝利した後のある選手のコメントがとても印象的でした。

「今回の日本チームはとても総合力が高い。チームとしてのコミュニケーションがしっかり図られ絆が深まっているので、控えの選手からも不満が出ることなく、選手全員が練習中に声を出している。このような雰囲気が作られているのは、監督の人間性が素晴らしいからだ。」

スポーツに限らずどんな世界でも、チーム(組織)として困難を乗り越え、大きな成果を生むためには、メンバー全員が強い意志を持ち、同じ方向に向かって進むことが大事です。このコメントを聞いた時、チームワークの重要性を実感するとともに、その手段として、コミュニケーションは不可欠だと痛感しました。チーム(組織)としてのリーダーの役割を改めて考えさせられた言葉でした。

本市を更に魅力溢れるまちにするには、市民の皆さまをはじめ各種団体、そして行政が手を取り合い、それぞれが持てる力を最大限に発揮しなければなりません。

だからこそ、私自身、市民の皆さまとの出会いを大切にし、直接対話をすることで、より良いコミュニケーションの確保と信頼関係を築き、地域との絆を深めていかなければならないと考えています。

4月からはいよいよ「第6次宇土市総合計画」がスタートします。「みんなでつくった元気な宇土市」を実感するために、「チーム宇土市」として力を合わせ、魅力溢れるまちづくりを推進していきましょう。