水道料金支払いにLINEPay 横浜市が導入25日から

横浜市役所

 横浜市は25日から、無料通信アプリ「LINE(ライン)」の決済サービス「LINE Pay(ラインペイ)」でも、水道料金を支払いできるようにする。これにより、コンビニなどに出向かずに支払いを済ませられる。

 スマートフォンで利用登録をした上で、自宅に届く納入通知書に記載されたバーコードを読み込み、納付する。事前に現金をチャージしておけば、残高から支払われる仕組み。

 市水道局によると、市民から「支払いに行くのが面倒」「窓口で個人情報を見せたくない」との意見が多く寄せられており、導入を決めた。

 同局は現在、年間約280万件の通知書を送付しているが、うち5%の約14万件がサービスを利用すると想定。納入期限までに支払いを済ませる市民が増えることで、「通知書の再発行や郵送といった手続きも省ける」と説明。年間約400万円のコスト削減を見込む。

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