ユーヴェが見つめる”Newポグバ”の存在 黄金若手軍団のさらに下の世代へ 

アヤックスのグラフェンベルフ photo/Getty Images

今季レアル・マドリードを撃破してチャンピオンズリーグのベスト8まで駒を進めたアヤックスでは、ブレイクを果たす若手選手たちがビッグクラブのターゲットになっている。すでにフレンキー・デ・ヨングのバルセロナ入りは決まり、他にもDFマタイス・デ・リフトやニコラス・タグリアフィコ、MFドニー・ファン・デ・ベークなど注目を集めるタレントは多い。

しかし、同じアヤックスでもさらに若い選手へ目を向けているところもある。ユヴェントスだ。伊『TuttoSport』によると、ユヴェントスが注目しているのはまだ16歳のMFライアン・グラフェンベルフだ。セントラルMFのグラフェンベルフは主にアヤックスのU-21カテゴリーでプレイしており、オランダの世代別代表にも選ばれている注目株だ。

出場時間は短かったがトップチームでもリーグデビューを果たしており、187cmのサイズから「Newポグバ」との異名があるという。ユヴェントスがすぐに動くかは分からないが、グラフェンベルフはデ・ヨングが退団する来季にはアヤックスで出場機会がもう少し増えると予想されている。そうなれば次に争奪戦のターゲットになるかもしれない。

アヤックスは優れた若手を輩出しているクラブとして有名だが、今の黄金世代とも呼べるチームのさらなる下の世代も育ってきている。オランダサッカー界にとってもロシアワールドカップ出場を逃すなど苦戦してきた代表チームをもう1度トップレベルへ戻す必要があり、こうした若いタレントの登場は大歓迎だ。アヤックスの次なるスター候補生が注目を集めるのはもうすぐで、2002年生まれのグラフェンベルフの名前を覚えておいてもいいだろう。

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