36歳バーランダー、2年総額73億円で契約延長か…MLB公式報じる

アストロズのジャスティン・バーランダー【写真:Getty Images】

昨季16勝、防御率2.52と衰え知らず 球団オーナー「キャンプ地を出る前に完了するだろう」

 アストロズのジャスティン・バーランダー投手が2年契約延長へ動いている。MLB公式サイトなどが伝えている。

 バーランダーはタイガース時代の13年から7年総額1億8000万ドル(約198億円)で契約。契約最終年となる今季にサイ・ヤング賞の得票5位以内に入っていれば、2020年シーズンを年俸2200万ドル(約24億円)の内容で契約延長することができるオプション付きだった。

 昨季34試合登板し、16勝9敗、防御率2.52をマーク。36歳でも衰えを見せていない。MLB公式サイトのアストロズ番、マーク・フェインサンド記者は自身のツイッターで「ジャスティン・バーランダーとアストロズは契約延長に動いている。2年6600万ドル(約72億6000万円)程の契約とみられる」と記した。

 ジム・クレーン球団オーナーはMLB公式で「まだ何も完了していないと思うが、そうするのであれば、ここ(キャンプ地)を出る前に完了するだろう。彼はシーズン中にそうすることを好んでいないが、それも変わるかもしれない。両者とも関心があるため、どうなるか様子をみよう」と近日中にも合意に達する可能性を示唆している。

 大リーグでは昨オフからFA市場が停滞。エンゼルスのマイク・トラウト外野手が12年総額4億3000万ドル(約477億3000万円)で契約延長するなど、大物選手のFA前の契約延長が相次いでいる。(Full-Count編集部)

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