ユーヴェ相手にもポゼッション勝負! 恐れを知らぬ若手軍団「レアルと同じ」

サプライズ起こすアヤックス photo/Getty Images

今季チャンピオンズリーグでサプライズを起こしているアヤックスは、まさに怖いもの知らずとの表現がぴったりだ。グループステージのバイエルン戦、決勝トーナメント1回戦のレアル・マドリード戦と、対戦相手の力量に関係なくアヤックスは自分たちのサッカーを仕掛けてくる。

アヤックスのサッカーとはボールを自陣から積極的に繋ぎ、守備時には高い位置から相手にプレッシャーをかけていく攻撃的なものだ。レアルやバイエルンを相手にすれば守備的になるチームも少なくないがアヤックスには守りに入るという考えが全く感じられない。

そんな彼らの次なる相手はユヴェントスだ。決勝トーナメント1回戦でアトレティコ・マドリードを劇的な形で破ったユヴェントスも波に乗っている。優勝候補筆頭にも挙げられるチームだ。

しかし、アヤックスに恐れはない。スペイン『Mundo Deportivo』によると、アヤックスDFニコラス・タグリアフィコはクリスティアーノ・ロナウドを封じるためには、自分たちのサッカーをするのが1番とコメント。ボールを支配することでロナウドを封じ込める考えだ。

「僕たちがどうユヴェントスに立ち向かうか?レアル相手と同じだよ。ロナウドはチームとして止めるべきだし、あのようなクオリティある選手には自分たちの強みで向き合うべきだ。ボールを動かし、ポゼッションを高く保ち、ゲームを支配することをね。簡単ではないけど、180分間ある。このゲームに戦略的な準備をして臨まないといけないね」

ユヴェントスにはロナウド、レオナルド・ボヌッチ、ジョルジョ・キエッリーニなど経験豊富な選手が揃う。サッカーの全てを知る彼らベテラン勢に恐れを知らないアヤックスがどこまで食い下がるのかは非常に興味深い。恐らくはレアル戦と同じく攻撃的に出てくるはずで、その勢いがユヴェントスまで呑み込んでしまうのか注目だ。

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