世界の代表チームに初招集された5人の宝石

インターナショナルブレイクに入ったサッカー界。

今回は、各国の代表に初招集された選手のなかから特に注目される逸材たちを招集していこう。

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ダヴィド・ネレス(ブラジル)

所属クラブ:アヤックス(オランダ)

22歳でブラジル代表に初招集されたアヤックスのアタッカー。

昨季アヤックスでブレイクした後、彼の去就は騒がしくなったが結局クラブに残ることを決断しCLレアル・マドリー戦で“奇跡”の立役者になった。

類稀なテクニックを武器に積極的にドリブルを仕掛けていき、そこから組み立てていく。サイドを攻撃の起点とするブラジル代表でも輝くことができるに違いない。

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実は今季は昨季ほどの成績を残すことはできていないが、この招集を爆発のきっかけにできるだろうか。

ファビアン・ルイス(スペイン)

所属クラブ:ナポリ(イタリア)

ベティスからの移籍一年目ですでにナポリの主役となっているMF。

スペインという地から若くしてイタリアに挑戦するという珍しい道を選んだ。実際、今回の代表にはセリエAからは一人しか選ばれていない。

イタリアで守備が向上し、ポジショニングも良くなったことで今回の初招集に繋がった。現在のパフォーマンスを考えれば、今後継続して呼ばれてもおかしくないだろう。

残念なことに豚インフルエンザに感染し辞退となってしまったが、次回以降でのデビューを期待したい。

カラム・ハドソン・オドイ(イングランド)

所属クラブ:チェルシー(イングランド)

18歳のハドソン・オドイはU-21代表の選手だったが、怪我人が続出しA代表に追加招集された。

ガーナにルーツを持つ彼の武器はドリブルと決定的なパス、フィニッシュ能力。少ない出場時間の中でも結果を残すことができる選手だ。

チェルシーのトップチームでは出場機会に恵まれず、ジェイドン・サンチョのように若くして国外移籍を選択することをほのめかしたりも。

しかし主にヨーロッパリーグで結果を残し、初招集へと繋げている(22日のチェコ戦でデビュー)。

アレックス・テレス(ブラジル)

所属クラブ:FCポルト(ポルトガル)

26歳という年齢でブラジル代表に初招集された左サイドバック。

セレソンの左サイドバックといえば、マルセロやフィリペ・ルイス、アレックス・サンドロという世界有数のタレントが存在し、アレックス・テレスも実力者ながら上記の3人に代表の座を阻まれてきた。

今回はフィリペ・ルイスのケガによる辞退ということで日の目を浴びるチャンスがきた。チッチ監督は新戦力を多く試すような監督であるため、今回の初出場にも期待だ。

ダニエル・バラード(北アイルランド)

所属クラブ:アーセナル(イングランド)

U-23アーセナルに所属する19歳は、今回、北アイルランド代表に初招集された。

上記の4人に比べれば知名度は低いかもしれないが、U-23アーセナルではポジションを確立しており、まだトップチームに招集されていないものの既にプロ契約を済ませている期待のDFだ。

センターバックを主戦場としている選手で、ガナーズのウィークポイントを埋めることができるだけの実力は持っている。

シーズンも佳境を迎える中で、今回の代表戦をきっかけにトップチームでも活躍できるだろうか。

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