けんこうビュー

茨城県小美玉市 広報おみたま平成31年3月号

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■3月1日~8日は女性の健康週間
女性が生涯を通じて健康で明るく、充実した日々を自立して過ごすことができるよう、厚生労働省が毎年3月1日~8日までを「女性の健康週間」と定めています。
今回は女性特有のがん「子宮頸がん」と「乳がん」についてお伝えします。

◆子宮頸がん
「子宮頸がん」は、子宮の入口である頸部にできるがんです。女性特有のがんでは、乳がんに次いで罹患率が高く、特に20~30歳代のがんでは第1位となっています。
要因:主に性交渉によるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因となって発症します。
症状:初期はほとんど症状がありません。進行すると、以下の症状がみられることがあります。
・茶色や褐色のおりものが増える
・生理に関係のない出血がある
・下腹部や腰が痛むなど

◇がん検診を受けて早期発見!
子宮頸がんはHPV感染が持続すると異形性とよばれる前がん病変を経て、数年かけて子宮頸がんに進行します。そのため、症状がない時から定期的に検診をすることにより、がんの一歩手前で見つけることができます。
検診は子宮の入り口部分の表面を、やわらかいブラシなどで軽くこすり細胞を採取して調べます。痛みはほとんどなく、短時間で済みます。
「年に1回がん検診!」

◆乳がん
「乳がん」は、乳腺組織にできるがんです。女性がかかるがんの中で最も多く、11人に1人といわれています。30歳から徐々に増え始め、40歳代後半~50歳代にかけて急増します。
要因:
・初潮が早い(11歳以下)
・閉経が遅い(55歳以上)
・出産や授乳歴がない
・初産年齢が遅い
・家族で乳がん・卵巣がんになった人がいるなど
症状:
・乳房のしこり
・皮膚の変化(くぼみやただれなど)
・乳頭からの血性の分泌物など

◇自己触診が早期発見のカギ!
乳がんは身体の表面に近いところに発生するため、自分で発見できる可能性が高いがんです。乳がんの60%以上は自己触診によって発見されています。
毎月自己触診をすることで自分の乳房の普段の状態がわかり、異常を早く見つけられるようになります。少しでも異常があったら、すぐに専門医の診察を受けましょう。
「月に1回自己触診!」

子宮頸がんも乳がんも初期の段階では自覚症状がほとんどありません。少しでも早くがんに気付くためには、症状がなくても定期的にがん検診を受けることが大切です。
小美玉市では、女性のがん検診を「集団検診」と「医療機関検診」で行っています。いずれかで受診しましょう。詳細は、お知らせ版5月号(4月25日発行)に掲載します。

◎自覚症状がある場合は、検診ではなくすぐに病院を受診しましょう