札幌FWジェイ、日本代表に提言 コロンビア戦で何を感じた?

2015年より日本でプレイしているジェイ photo/Getty Images

北海道コンサドーレ札幌に在籍中のFWジェイが、22日に行われたコロンビア代表戦における日本代表の戦い方に疑問を呈した。

ジェイは同試合終了後に自身のTwitterアカウントを更新。「日本代表がなぜカウンターサッカーでプレイしているのか分からない。個人的にはチームに合っていないように感じる。日本代表は僕らコンサドーレ、川崎フロンターレ、横浜F・マリノス、鹿島アントラーズといった多くのJリーグクラブのように、ポゼッションサッカーをするべきだ。ファンはワクワクするものを見たがっている」と投稿した。

ジェイが具体的にどの場面に疑問を感じたのかは定かではないが、特に後半開始からコロンビア代表に先制を許す64分までは相手のハイプレスに圧倒され、日本代表の面々が苦し紛れのロングボールを蹴る場面が多かったことは確か。また、日本代表は前半からコロンビア代表にボールを持たせ、ショートカウンターによる得点を狙っていたが、2トップの南野拓実と鈴木武蔵を起点とするハイプレスを相手にいなされるシーンが頻発。堅守速攻プランが奏功しているとは言い難かった。ジュビロ磐田に加入した2015年からJリーグでプレイし、日本人選手の足下の技術の高さを理解しているジェイとしては、日本代表にポゼッションサッカーの練度を高めてほしいという思いがあるのだろう。

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