呉、センバツ開幕戦を飾れず 市和歌山にサヨナラ負け

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 第91回選抜高校野球大会は23日、甲子園球場で開幕した。平成最後の甲子園大会には32校が出場。開会式に続いて1回戦3試合が行われ、開幕試合に臨んだ呉(広島)は延長十一回、2―3で市和歌山にサヨナラ負けした。和歌山県勢は選抜大会通算100勝目。市和歌山のほか、星稜(石川)高松商(香川)が2回戦に進んだ。

 呉は1―2の九回、スクイズで同点に追い付いたが、延長十一回に決勝点を献上。春夏通じて甲子園初出場だった前々回大会に続く初戦突破はならなかった。

 星稜は今大会屈指の好投手、奥川が毎回の17奪三振。3安打完封し、履正社(大阪)を3―0で下した。

 高松商は香川が13三振を奪って4安打完封し、春日部共栄(埼玉)に8―0で快勝した。

▽1回戦

00000010100|2

10000100001x|3

市和歌山

(延長十一回)

 【評】呉は2安打に封じられ、土壇場の粘りも実らずサヨナラ負け。0―2の七回にチーム初安打となる池田の右前適時打で1点差とし、九回は沼田歩の右中間三塁打と真田のスクイズ(記録は犠打野選)で追い付いたが、相手左腕・岩本の直球に詰まらされる場面が目立ち、好機は少なかった。我慢強く投げていた主戦沼田仁は延長十一回2死二塁から中前適時打を浴び力尽きた。

 市和歌山は岩本がテンポの良い投球で9奪三振、2失点で完投した。

【呉―市和歌山】9回表呉1死三塁、真田(右手前)のスクイズ(記録は犠打野選)で三走沼田歩(左)が捕手のタッチをかわして生還、2―2とする=甲子園