元デンマークU-21代表選手、コカイン陽性で出場停止に

『AAP』は22日、「アデレード・ユナイテッドに所属している元デンマークU-21代表FWケン・イルセは、コカイン摂取の疑いで出場停止となった」と報じた。

ケン・イルセ・ラルセンは1986年生まれの32歳。デンマーク出身であるがユース時代からヘーレンフェーンに所属し、オランダでプロデビューを果たしたストライカーだ。

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その後ズウォレへのローンを経て帰国し、ミッテュランでの活躍が評価されてドイツへと移籍。フォルトゥナ・デュッセルドルフとボーフムでプレーし、それからアジアへと進出している。

中国、シンガポール、マレーシアを経て昨年オーストラリアに渡り、アデレード・ユナイテッドでは19試合に出場して3ゴールを決めてきた。

しかし彼は1月27日に行われたセントラルコースト・マリナーズ戦の終了後に行われたドーピングテストで陽性となり、コカインの代謝物であるベンゾイルエクゴニンが検出されたとのこと。

オーストラリアサッカー協会はケン・イルセを暫定的に活動禁止処分とし、現在はBサンプルの分析を進めている状況だそう。

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世界アンチ・ドーピング機構(WADA)の規則においては、競技中にコカインの摂取が判明した場合最大4年の出場停止処分が課せられることになっている。

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