新潟アルタ閉店 17年の歴史に幕 多くの客らが別れ惜しむ

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閉店のあいさつをする新潟アルタの市田宗雄店長(左)。多くの客が名残を惜しんだ=24日、新潟市中央区

 新潟市中央区の万代シルバーホテルビル内の商業施設「新潟アルタ」が24日、閉店した。県内随一の商業地・万代シテイに店を構え、流行の発信地として17年間、若い女性を中心に親しまれてきた。最終日は多くの買い物客が訪れ、青春の思い出をかみしめながら店との別れを惜しんだ。

 新潟アルタは三越伊勢丹ホールディングス(東京)の子会社が運営。百貨店三越の小型店をリニューアルし、10~20代の女性向け服飾品に特化した施設として2002年9月にオープンした。閉店時は、ビルの2階から地下1階にかけて20店舗が入居していた。

 近年はネット通販の台頭や、近隣に商業施設「ラブラ2」が13年に開業して競争が激化し、収益の悪化で閉店を決めた。18年度の売り上げはピーク時の09年度から半分以下に落ち込み、14年度からは赤字経営となっていた。

 午後8時の営業終了後に閉店セレモニーが行われ、市田宗雄店長は「私たちの力だけではここまで営業できなかった。17年間、悔いなくやりきれました」と感謝の言葉を述べた。入り口前に集まった客から大きな拍手が送られた。

 新潟アルタの跡地は、ビルを所有する新潟交通(新潟市中央区)が20年春までにリニューアルする予定で、新しいテナントの誘致を進めている。