パラ駅伝 栃木県チームV3 「一人一人が実力発揮」

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パラ駅伝で3連覇を達成し、スペシャルサポーターの元SMAPメンバーらと記念撮影する本県チーム=24日午後、駒沢オリンピック公園陸上競技場

 障害者と健常者がたすきをつなぐ「パラ駅伝 in TOKYO 2019」が24日、東京・駒沢オリンピック公園陸上競技場周辺で開かれ、本県チーム「ベリーグッドとちぎ」が1時間14分54秒で優勝し、3連覇を成し遂げた。

 パラ駅伝は、知的や肢体、視覚、聴覚に障害のある人と健常者の計9人(伴走者1人含む)が1周約2・3キロのコースを1周ずつし、計約19キロで1本のたすきをつなぐ。4回目となる今大会は海外1チームを含む計18チームが競った。

 視覚障害者区間の1区は、初出場の県盲学校講師岩池優希(いわいけゆうき)さん(28)と伴走者の団体職員高久亮(たかくりょう)さん(39)が3位の快走をみせた。車いすの女性が走る3区は宇都宮市上河内中1年の薄井遥珈(うすいはるか)さん(13)が2人を抜いて首位に立った。

 その後も宮城や群馬県のチームと接戦を繰り広げた本県チーム。健常者区間の7区で白鴎大3年の宇佐美佳菜(うさみかな)さん(21)が区間賞の走りで再び首位に返り咲くと、そのままアンカーの宇都宮市職員増渕倫巳(ますぶちともみ)さん(42)が車いすでゴールテープを切った。

 チームを率いた服部(はっとり)隆志(たかし)監督(52)は「一人一人が実力を発揮してくれた」とねぎらった。選手たちは「優勝できてとにかくうれしい」と声を合わせ、拳を突き上げた。