上越の中心市街へ 新動脈開通 上沼道 寺-鶴町IC間

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新しく開通した上越三和道路の寺IC-鶴町ICでパレードする車両=24日、上越市

 国が整備を進めていた新潟県上越市の国道253号「上越三和道路」寺インターチェンジ(IC)-鶴町ICの延長3キロが24日午後、暫定2車線で開通した。開通に先立って市内で記念の式典が開かれ、関係者らが地域の新たな動脈の開通を祝った。

 上越三和道路は、同市と南魚沼市の60キロをつなぐ地域高規格道路「上越魚沼地域振興快速道路(上沼道)」の一部で、国道18号上新バイパスから上越市三和区本郷までの7キロを結ぶ。西端に当たる寺IC-鶴町ICは、2001年度から整備が進められてきた。

 同区間の開通により、上越市の中心市街地や12月にオープン予定の県立武道館へのアクセスが良くなるほか、救急医療サービスの向上なども期待されている。

 開通式で、花角英世知事は「上沼道は広域的な道路ネットワークを形成し、活力ある新潟づくりに資する。県として、県内の道路整備を今後も着実に進めていく」とあいさつ。上越市の村山秀幸市長は「市民として大きな喜びで、これから新しい街づくりが始まる」と語った。

 関係者らはテープカットやくす玉割りで開通を祝い、救急車や除雪車などによるパレードも行われた。

 鶴町IC-三和区本郷の4キロは一部区間で着工しているが、開通時期は未定。上越三和道路の総事業費は704億円。