ジャニーズJr.林翔太の「子犬感はヤバい」。松岡充らが大絶賛!

上演中のミュージカル「ソーホー・シンダーズ」のゲネプロと会見が行われ、会見には主演の林翔太、共演の松岡充、マルシア、大澄賢也、そして演出の元吉庸泰氏が出席した。

同作は、政治、性的スキャンダルなどの問題を織り交ぜながらも、真実の愛を爽やかに描くミュージカル。物語はロンドンのソーホーを舞台にした現代版“ボーイズ・シンデレラ”だ。洗濯屋を営むロビー(林)は、オーナーである義理の姉妹クローダ(菜々香)とダナ(青野紗穂)の嫌がらせで家賃を上げられ、追い出されてしまう。お金に困ったロビーは経済界の大物・ベリンガム卿(大澄)からお金の援助と求愛を受けるが、実はロビーには本命の恋人がいた。相手はロンドン市長選への立候補を表明しているジェイムズ(松岡)。しかし、ジェイムズにはフィアンセのマリリン(谷口あかり)がいる。ひそかに愛を育むロビーとジェイムスだったが、ひとたび大スキャンダルに発展してしまい…。

主役として終始、堂々たる姿で表情豊かに歌い上げていた林。会見では「稽古の時から楽しくて、やっと(本番が)来たなという感じ。ファンの方以上に僕らが楽しみにしていたんじゃないかなってくらいに待ち遠しかったです」とうれしそうに語り、「カンパニーの仲のいい感じが前面に出ていると思います」とアピール。また、「とにかく心をピュアにしてロビーになりきっていようと気を付けていました」と語ると、松岡は「以前共演した長野博くんが子犬にしか見えなかったんですけど、彼はその上を行く子犬感! 林翔太の子犬感はヤバいです! 何だ、この捨てられて雨に濡れているようなカワイイ子犬感は…!(笑)」と、興奮ぎみにコメント。

「ありがとうございます」とはにかむ林へ、松岡が「会った当初からそうでした。僕、何回も『怒ったことある?』って質問しましたもん。それくらい、不機嫌になった時の顔を見たことがないので」と言うと、大澄やマルシア、元吉も「稽古の姿勢が謙虚なんですよ」「本当にカワイイ子犬ちゃん」「その言葉がピッタリですよね」と絶賛。さらに、マルシアが「毎日勉強させていただいて…」と重ねると、さすがに耐えきれなくなった様子の林が「何を言っているんですか!(笑)」とツッコミを入れていた。

林がスタッフ・キャストみんなから愛されている様子が十分に伝わってきた会見。劇中でもジェイムズとの甘い密会シーンやベリンガム卿との三角関係、シングルマザーのヴェルクロ(豊原江理佳)との友情模様など、ロビーと彼を囲む人々との、さまざまな愛をめぐるやりとりは必見。“愛され林”の愛しすぎる熱唱と熱演に、ぜひとも注目してほしい。

なお、同作は東京、大阪公演を終え、3月26・ 27日は金沢、3月28日は愛知、3月31日は神奈川で上演される。

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