都市農業の活用策考える 宮前区でフォーラム

農業(イメージ)

 都市農業の魅力を伝え、まちづくりへの活用策を考える「2019農フォーラム」が9日、川崎市宮前区の同区役所で開かれる。テーマは「このまちで育む農あるくらし」。区と区まちづくり協議会の主催。

 農林水産省審査官の高島賢・東京農工大非常勤講師が「食によるまちづくり」と題して基調講演を実施。農業の魅力発信に積極的に取り組んでいる地元農業者や福祉農園の活動事例のほか、区の食育の取り組みを紹介する。地場野菜を使った簡単な料理とハーブティーで、農業関係者と参加者の交流会も行われる。

 都市農業への理解を深めるため、区と同協議会はこれまで、農家巡りウオーキングの開催や農産物直売所ガイド&マップの発行などに取り組んできた。

 午後1時からで参加無料(交流会は千円)。申し込み・問い合わせは、同区地域振興課電話044(856)3125。

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