井ノ原快彦「今年こそスタート」。「特捜9 」シーズン2に意気込み

テレビ朝日系で4月10日スタートの連続ドラマ「特捜9 season2」(水曜午後9:00)の記者会見が行われ、主演の井ノ原快彦、共演の羽田美智子、津田寛治、吹越満、田口浩正、山田裕貴、原沙知絵、中越典子、寺尾聰が登壇した。

同ドラマは、井ノ原演じる浅輪直樹をはじめとする“特捜9”こと警視庁捜査一課特別捜査班のメンバーが、難事件に挑んでいく人気刑事ドラマシリーズのシーズン2。井ノ原は冒頭で、「去年からスタートした『特捜9』ですが、シーズン1は『9係』の色を残しつつやっていましたが、今年からはどんどん『特捜9』の色を出していこうと思っています。シーズン2ではありますが、今年こそスタートだと思ってやっています」と改めて新シリーズに対する決意を表明した。

昨年から本作に参加し特捜班の班長を務める寺尾は、「僕は去年、10年以上やっているチームに参加したわけですが、そういう意味では新人です。手探り状態の去年が終わり、今年はなぜここに入ってきたのか、というところを明確に出していくことができればと思います。僕が持っているイメージは、井ノ原快彦、そして浅輪直樹を主役として見据えていたい。それをなんとかフォロー、バックアップできればという気持ちです。シーズン1、シーズン2、そしてこれからと、少しずつ積み重ねていくうちにそのイメージに近づけていければと思っています。そうすることでもっと図太いドラマになっていくだろうと思っています」と役柄として、また役者の先輩として井ノ原を支えていくことを強くアピールした。

最後に井ノ原は「今回僕が演じる浅輪は階級が一気に警部補になり、名実ともに主任になります。警部である班長と相談しながら指示を出していけるようになるので、話の展開やコンビも変わっていくと思います。また、今までは特捜班の中での苦悩でしたが、昇進したことにより他の課とのかかわりも出てくると思います。倫子と私生活を育みながら、皆さんに支えられながら頑張っていきたいと思います」と本作の新たな見どころと意気込みを語った。

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