エビ中主演「神ちゅーんず」、連ドラ史上初全編iPhone撮影!!

テレビ朝日ほかで4月にスタートする連続ドラマ「神ちゅーんず~鳴らせ!DTM女子~」(テレビ朝日=4月6日スタート・土曜深夜2:30、ABCテレビ=4月7日スタート・日曜午後11:35=ABCテレビ制作)が、全編iPhoneで撮影していることが明らかとなった。

同ドラマは、私立恵比寿中学(エビ中)メンバー演じる女子高生たちが、DTM (Desktop Music)の手法を使い、世界に通用する「神曲」を作るために奮闘していく音楽青春ドラマ。ドラマ本編はiPhoneXSとビデオカメラアプリ・FiLMiC Proを使用して撮影。メイン監督の大谷健太郎氏は、「今回、全てiPhoneを使って連ドラを撮影するにあたり、意識した点が二つあります。まずは、iPhoneでこれだけの映像表現ができるということを伝える。もう一つは、iPhoneだからこそできる表現にチャレンジすることです」と連ドラ史上初の試みを行った目的を説明。

また、iPhoneの優れている点は「その機動性と利便性です。レールやクレーン、ステディカム等の特機を使わなくても、簡易に扱える機材とiPhoneとの組み合わせで同等のカメラワークが可能です。それは撮影に要する時間の大幅な短縮にもつながりました」とスマートフォンならではの利便性の高さを挙げた。その機動性は各シーンで生かされ、「天井に貼り付けたり、ガラスケースの中に置いたりと、iPhoneならではのアングルで撮影ができました」と、普通のカメラではできない撮影が随所に盛り込まれていることを述べた。

大谷監督は最も手応えを感じているシーンについて、「6台のiPhoneを同時に使ってライブシーンを撮ったことです。撮影部以外のスタッフや監督の私自身も参加し、6台のiPhoneを分担して撮影しました。これは究極の機動性と利便性を発揮したと思います。時間や手間、労力を費やすのが撮影の現場ですが、iPhoneがその常識を覆したことが一番の印象です」と自信を見せた。どのような絵になっているのか、期待は高まるばかりだ。

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