御巣鷹管理人、追悼の桜と初対面

日航事故遺族と交流

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日航機事故犠牲者を追悼し植えた桜の下で語り合う黒沢完一さん(左)と鷲尾博子さん=25日午後、大津市の石山寺

 1985年の日航ジャンボ機墜落の事故現場「御巣鷹の尾根」(群馬県上野村)を管理する黒沢完一さん(75)が25日、大津市の古刹石山寺を訪れ、追悼に植えた多くの桜と初めて対面した。犠牲者の能仁千延子さん=当時(22)=の姉で寺の副座主鷲尾博子さん(63)と咲き誇る桜の下で語り合い、「やっと見ることができた。立派で感動した」と笑顔を見せた。

 ピンクや白の花は、ヒガンザクラなど数種類。鷲尾さんは弔いの思いで植樹したことや、最初は高さが50センチ~1m程度で指くらいの太さだった苗木が大きく育ったと紹介。「家族は毎年、この桜が咲くのを楽しみにしている」と語った。