カーリング女子日本代表選手への食生活サポートについて

3月25日
全国農業協同組合連合会(JA全農)

カーリング女子日本代表選手への食生活サポートについて

JA全農は、3月16日から24日までデンマーク・シルケボーで開催された「世界女子カーリング選手権」に出場する女子日本代表選手の食生活をサポートしました。

女子日本代表チームは予選を6勝6敗で通過し、プレーオフも6位で突破。その後の準決勝、3位決定戦と敗れたものの4位入賞しました。
今回、世界選手権に出場する女子日本代表選手に以下の食材を提供し、試合間や夜遅くの試合後のエネルギー補給に活用いただきました。提供した冷凍棒寿司とは、2017年にJA全農がZUNICA LTD、株式会社ポーラスターと合弁でブルガリアに設立した「全国農協食品ヨーロッパ株式会社」の商品です。

品名 数量
① 精米(無洗米、真空パック) 120合
② 全農ブランド パックご飯 60個
③ 全農ブランド 味噌汁(ねぎ、他) 60食
④ 全農食品 まろやか酸味はち蜜梅 5箱
⑤ 全農食品 にほんのドライフルーツ 50袋
⑥ ソイリーツ (国産大豆100%のお菓子)180本
⑦ 冷凍納豆 60個
⑧ 全農食品 冷凍棒寿司6種 60本

また、大会期間中は女子日本代表選手に現地で食事を提供。全農の海外拠点の一つで、子会社の全農インターナショナル欧州株式会社と連携し、ロンドンの全農直営レストランTOKIMEITE(●最後のEの上に横棒)からシェフを招聘し、試合の間や試合後に本格的な和食を提供して選手の食生活を支えました。

なお、大会期間中はJA全農広報部が運営するツイッターアカウント「全農広報部スポーツ応援」でも随時最新情報を掲載し、1週間でフォロワーが150人以上増加。カーリングファンからも好評でした。
(全農広報部スポーツ応援)https://twitter.com/zennoh_sports

今大会に続き、3月30日からカナダのレスブリッジで開幕する世界男子カーリング選手権に出場する男子代表チームへニッポンの食材を提供します。また、11月のパシフィックアジアカーリング選手権大会でも、食材の提供に加え、今大会同様に全農の海外ネットワークを活用し、日本代表選手に現地で食事を提供予定です。

JA全農は今後も「ニッポン人の活躍を『ニッポンの食』で支える」をスローガンに、カーリング競技を支援します。

【食事提供の様子】
3月18日(月)18:00〜(1回目) 予選 カナダ戦勝利後
メニュー
・和牛カツ(自家製デミグラスソース)
・コールスロー(スタミナドレッシング)
・トマト甘酢漬
・ブロッコリー胡麻酢和え
・白米、みそ汁(なめこ)、漬物

3月19日(火)18:00〜(2回目) 予選 韓国戦敗退後
メニュー
・和牛すき焼き(鍋仕立て)
・白米、みそ汁(赤だし、オクラ)、漬物

3月20日(水)13:00〜(3回目) 予選 デンマーク戦敗退後
メニュー
・和牛大和煮ハンバーグステーキ
・ワイルドマッシュルーム ガーリックバター醤油ソテー
・根菜マリネ
・白米、みそ汁(豆腐、若芽)、漬物

3月21日(木)13:00〜(4回目) 予選 ラトビア戦勝利後
メニュー
・和牛カレーライス
・牛房金平
・茄子オランダ煮
・玉ねぎとカリカリベーコンサラダ
・白米、みそ汁(湯葉)、漬物

3月23日(土)12:30〜(5回目) プレーオフ ロシア戦勝利後
メニュー
・和食(焼肉、カレー、うどん、棒寿司など)とデンマーク料理のビュッフェ

今回の食生活支援に対する選手のコメントは下記のとおり。

リード:石郷岡 葉純 選手
日本国内での大会でも、食事の時間に苦労をしている。海外では会場が街から遠いとお店もなく、サポートがなければ食に関して見通しが立っていなかったかもしれない。食べなれたお米をもらっておむすびを作って、試合間に食べるなどできてありがたい。食事がとにかく美味しく、自然と話が盛り上がってリフレッシュできた。韓国戦に負けた後、食事で気持ちを切り替えられ、次のフィンランド戦の勝利につながったと思う。

セカンド・スキップ:中嶋 星奈 選手
普段からお米が好きで、お米でパワーをつけて試合に臨んでいる。海外でもお米でパワーをつけられて嬉しい。

サード:松村 千秋 選手
普段食べなれている和食が食べられてありがたい。海外では野菜をとれないことが多くあるため、バランスよく野菜がとれるのがいい。

フォース:北澤 育恵 選手
栄養バランスのとれた食事をとれてありがたい。海外では食事の味が合わないことがあり、量をきちんととれない時がある。選手全員が満足のいく食事をとれて感謝している。