A.B.C-Z「ぼくらのショウタイム」舞台あいさつ! 橋本良亮「第5弾はリアルに“学園モノ”をやりたい」 

メ~テレで放送中の「デルサタ」(土曜午前6:30)のスピンオフ企画・第4弾がドラマに決定。同番組MCの濱口優をエグゼクティブプロデューサーとし、A.B.C-Zのメンバー5人が勢ぞろいしたスペシャルドラマ「ぼくらのショウタイム」が4月5日(深夜0:26、東海ローカル)に放送され、4月12日から全国13の劇場で特別上映されるのを記念して、名古屋でプレミアム試写会&記者会見が行われた。

これまでも計3回にも及びA.B.C-Zとのスピンオフ企画を行ってきた「デルサタ」。2017年8月には、A.B.C-Zの名古屋公演に濱口がサプライズ登場し、同12月にはメンバーと濱口がドライブ旅企画を敢行。そのほかにもさまざまな交流がある両者が、今回“ドラマ”に挑戦した。メガホンをとるのは榊英雄監督、出演者には山崎裕太や津田寛治、金田明夫などそうそうたるメンバーが名を連ねている。

同ドラマは、新人ADの赤木(橋本良亮)と若手カメラマン・小紫(河合郁人)が携わる天気中継に、黄原(塚田僚一)が映り込もうとするところからスタート。放送事故寸前の危機的状況を、警備員・青島(五関晃一)が間一髪で黄原を確保。赤木と青島が、なぜ映り込もうとしたのか黄原に理由を聞くと、「恩返しがしたい」と語る。さらに詳しい情報を聞いていくと、社食でバイトする桃井(戸塚祥太)の父親を探していることが判明し、5人は一致団結して、タイムリミットである翌日までに「デルサタ」でメッセージを送ることを決心する。

今回の試写会に先駆け、舞台あいさつにはA.B.C-Zの河合、橋本の2人が登壇。今回が初公開となる同作をメンバーと一緒に鑑賞できるというファン垂ぜんのイベントとなった。ステージ上ではそれぞれがお気に入りのシーンや、撮影時に6時間もの待ち時間があったことなど、裏話を披露し会場は大盛り上がり。さらに、橋本は試写の座席へと案内されると、会場内をぐるりと1周。ファンのうれしい悲鳴がこだまする中、試写会がスタートした。

上映終了後には、メンバー2人がそれぞれ気になったシーンを振り返った。高所恐怖症の河合が苦手な鉄塔にのぼった際の話や、実際にカメラを操作してみての感想を披露すれば、橋本はAD役を演じたことで仕事の難しさを痛感したと言い、テレビの裏側に触れたことで分かる大変さをしみじみと語った。さらに、その後は戸塚、五関、塚田も合流。榊監督も登壇し、それぞれの役どころや、監督から見たA.B.C-Zメンバーの撮影現場での印象などを紹介。塚田が出したNGや、河合の顔芸などの裏話も飛び出した。MCからドラマ第2弾をするならという問いに対しては、橋本が「リアルに学園モノやりたい」とコメント。榊監督はすぐさま「定時制の学校で、先生は年下で…」などの設定を考えている様子。河合も「先生役に佐藤勝利!」など、実現に向けてアイデアを出し合った。

記者からの質問で、デルサタ企画第5弾もしくは今後「デルサタ」でやってみたいことを聞かれると、河合は「『デルサタ』のオープニングソングをやりたい」と今後の展望を語り、より一層のコラボレーションを願った。また、全編名古屋での撮影にちなんで観光やグルメなど楽しんだことを聞かれると、五関は橋本と「味仙」に行ったことを告白。3人から「まただよ!」「聞いてないよ!」などのコメントが飛び出すも、五関は冷静に状況を説明。五関だけ撮影が長引いたそうで、橋本が1人で帰る五関を思い、食事に行くためにクランクアップを待っていたというのだ。メンバー思いの温かいエピソードにファンからは歓声と、五関の「聞いてないってそりゃそうだよ、(みんな先に)帰ってたんだもん」というコメントで、笑いが巻き起こった。

最後に、メンバーそれぞれ“ここ決まったな!”というお気に入りのシーンを聞かれると、塚田は「オムライスを使ったアクロバット、略して“オムロ”に注目してほしい」とのこと。戸塚はその塚田とのシーンに言及。これまで好青年のイメージの役を演じることが多かった戸塚だが、「劇中は塚田に対してイラっとした表情などをたびたび披露できたことで、演技の幅が広がった」と喜んだ。五関は「濱口さんとのエレベーターでの絡みがバッチリだった」と誇らしげ。河合は自身のある部分の演技が“某先輩”っぽく、「あれ先輩出てたっけ?」とおどけて見せ、橋本はエンドロールにも注目してほしいと明かした。

【劇場情報】

劇場版「ぼくらのショウタイム」
4月12~18日
イオンシネマ全国13劇場にて公開

北海道:イオンシネマ江別(北海道)
東北:イオンシネマ名取(宮城)
関東:イオンシネマ板橋(東京)/イオンシネマ シアタス調布(東京)/イオンシネマ港北ニュータウン(神奈川)/イオンシネマ幕張新都心(千葉)/イオンシネマ浦和美園(埼玉)
北陸:イオンシネマ金沢フォーラス(石川)
中部:イオンシネマ ワンダー(愛知)
関西:イオンシネマ茨木(大阪)/イオンシネマ京都桂川(京都)
中国:イオンシネマ岡山(岡山)
九州:イオンシネマ筑紫野(福岡)

© 株式会社東京ニュース通信社