辺野古、新区域に土砂投入 「民意無視」沖縄は反発

政府は25日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先、名護市辺野古の沿岸部で、新たな区域への土砂投入を開始した。県側は、2月24日の県民投票で7割超が埋め立てに反対の民意を示した結果を無視する形で工事が次の段階に進んだことに反発を強めた。周辺海上には移設に反対する市民らのカヌーや小型船が集まり、抗議活動を展開した。

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