「桜ブーム」が中国の消費の新たなけん引役に

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「桜ブーム」が中国の消費の新たなけん引役に

 8日、上海徐匯(じょかい)区の雑貨店で桜をモチーフにした文房具やアクセサリー、小物を扱うコーナー。(上海=新華社記者/陳愛平)

 【新華社上海3月25日】中国人の桜に対する思い入れが日増しに強まり、春の消費ブームをけん引している。「桜」をコンセプトとした消費活動は、中国本土の消費市場に反映される部分もあれば「海外進出」する部分もある。中国人観光客が日本の花見シーズンの消費を押し上げている。

「桜ブーム」が中国の消費の新たなけん引役に

 10日、スターバックス中国が販売する2019年の桜をテーマとした商品。(上海=新華社記者/陳愛平)

 日本各地で桜の開花が相次ぐ3月下旬から、中国人の「日本で花見がしたい」気分が高まる。中国国内の旅行業者は、今年の花見シーズンには約100万人の中国人観光客が日本を訪れると予測しており、うち4割近くが、最初に東京を訪れる計画だという。中国旅遊研究院がこのほど発表した報告によると、中国人海外旅行者の1人1回当たりの消費額は約800ドル(1ドル=約110円)で、ここから推計すると、今年の花見シーズンの中国人訪日客の消費総額は8億ドルに達する。

「桜ブーム」が中国の消費の新たなけん引役に

 8日、上海顧村公園で満開となった桜。(上海=新華社記者/陳愛平)

 一方、中国国内では3月初めから、観光・レジャー施設、食品、飲料から日用品や文房具、手工芸品に至るまで、早くも桜の要素が随所に見られるようになった。

「桜ブーム」が中国の消費の新たなけん引役に

 8日、上海顧村公園で桜を楽しむ観光客。(上海=新華社記者/陳愛平)

「上海桜祭り」は15日に開幕した。上海市民の楊怡(よう・い)さんは最近、時間を作って上海の各観光スポットに出向いて桜の写真を撮っている。楊さんにとって花見はすでに春の外出の「定番」の1つとなっている。

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 8日、上海顧村公園で桜を撮影する観光客。(上海=新華社記者/陳愛平)

 多国籍企業も「桜」ブームにしっかり乗っている。スターバックス中国はここ数年、春になると桜をテーマとした商品を販売しており、ドリップコーヒーの「スプリングシーズンブレンド」など関連商品が中国で飛ぶように売れている。これだけではない。ファミリーマートやセブン-イレブンなどコンビニエンスストアでも「桜の季節」限定の特設コーナーを設置している。ボトルに桜をデザインしたコーラ飲料、桜風味のポテトチップスやチョコレートなどの新製品が一堂に並ぶ。多くの雑貨店でも「桜グッズ」コーナーを設け、桜をモチーフとした文房具やアクセサリー、小物などを販売している。(記者/陳愛平、許暁青)

「桜ブーム」が中国の消費の新たなけん引役に

 8日、上海顧村公園で桜を楽しむ観光客。(上海=新華社記者/陳愛平)

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 8日、上海顧村公園で桜を楽しむ観光客。(上海=新華社記者/陳愛平)

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 18日、上海市内のコンビニエンスストアで、ボトルに桜をデザインしたコーラ飲料、桜風味のポテトチップス、チョコレートなどの新製品を揃えた特設コーナー。(上海=新華社記者/陳愛平)

「桜ブーム」が中国の消費の新たなけん引役に

 8日、上海顧村公園で満開となった桜。(上海=新華社記者/陳愛平)