JR大村線の在来線新駅デザイン A案「未来」に決定

 長崎県大村市は25日、九州新幹線長崎ルートの建設に関連し、同市宮小路3丁目に新設されるJR大村線の在来線新駅「車両基地駅(仮称)」について、駅舎デザインを3案の中からA案「未来」に決定したと発表した。
 デザイン案は市が3案を作成。2月25日から3月15日の間、市内の各出張所やホームページ上で投票を受け付けた。投票総数は5290票。新幹線車両のシャープさなどを表現したA案「未来」が3692票(70%)を獲得した。
 市によると、車両基地駅はJR九州に要望した「請願駅」のため、設置費は市が負担する。駅舎とホームの概算事業費は約3億円。駅前周辺整備には約5億円かかる見通し。駅舎は2020年度に着工予定。

市民の投票で決定した車両基地駅(仮称)のデザインA案「未来」

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