ゲンカイツツジ 幻想的に 対馬・あそうベイパーク

 約2万7000本のゲンカイツツジが満開となっている長崎県対馬市美津島町の市自然公園「あそうベイパーク」で23、24の両日夜、ゲンカイツツジが初めてライトアップされ、春の夜に浮かび上がった薄紅色の花を多くの市民が楽しんだ。
 対馬の市花でもあるゲンカイツツジはツツジ科の落葉低木。同園では市民グループが2003年から植栽を続けている。
 ライトアップは夜のゲンカイツツジを楽しんでもらおうと同園が企画。植栽地約5ヘクタールのうち、駐車場近くの約1ヘクタールを発光ダイオード(LED)照明や投光器などで照らした。来園者は、「きれい」「昼より幻想的」などと喜びながら撮影するなどしていた。
 30日~4月1日(午後6時~9時)には、園内約2キロの桜並木の一部をライトアップする予定という。

ライトアップされたゲンカイツツジ=対馬市、あそうベイパーク

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