日本の「世界レベル」ジェットエンジンに中国メディア「完成度の高さに驚き」

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2019年3月、新浪軍事は、日本の新型戦闘機用ジェットエンジンについて、研究速度の速さと、試作品とは思えないほどの完成度の高さに驚きを覚えると報じた。

記事は「21日に日本メディアが初めて第5世代戦闘機とエンジン技術の発展状況について報じた」と紹介。石川島播磨重工業(IHI)が昨年6月にすでに次世代戦闘機用XF9-1ジェットエンジンシステムのプロトタイプ機を完成させ、テスト状況も非常に良好であるため、納品時期が大幅に早まる可能性があると伝えた。

そして、同エンジンについて第5世代単結晶などの新素材を用い、タービン前温度が1800度に達するとしたほか、テストではブーストなしで110kN、ブーストして150kNの目標値を実現しており、2020年1月までに高空性能試験を含めた測定、試験を完了予定であるとした。また、今後の開発目標はブーストなしで130kN、ありで200kNというF-135エンジンに相当する値であることを紹介している。

そのうえで「研究速度の速さに驚きを覚えるが、さらに驚きなのは、最近発表された写真を見る限り、ベクタードノズルの完成度が非常に高く、試作品とは思えない出来栄えであることだ。これまでそのような状況はなく、日本人は長期にわたり秘密裏に研究してきたことは明らかだ」と評した。

また、日本は戦後自主開発した航空エンジンの型番は他国に比べて少なく、数タイプしかないが、一方で研究開発の経験と能力は高い水準を保ってきたと紹介。ターボエンジンの重要な部分であるコアエンジンの部品製造や組み立てこそ日本が最も得意とする分野であるとした。

そして、良質で耐久性の高いコアエンジンを開発するうえで重要な材料分野の技術力が非常に高く、高温合金、セラミック基複合材料(CMC)、カーボン繊維福K号材料、樹脂基複合材料などで顕著であると説明。日本は世界の航空エンジン業界における主要なハイテク材料、部品のサプライヤーであり、国際的な協力のなかでさまざまな航空部品の研究任務を担っていると伝えた。(翻訳・編集/川尻)