岐阜の養豚場、対策不備改善せず

イノシシ侵入防止など、豚コレラ

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23日、豚コレラが発生した岐阜県山県市の養豚場へ防疫作業に向かう作業員

 農林水産省は26日、岐阜県山県市の養豚場で今月23日に発生を確認した豚コレラについて、事前に野生イノシシの侵入防止などの対策に不備があると指摘していたにもかかわらず改善が十分実施されていなかったと明らかにした。

 吉川貴盛農相は閣議後の記者会見で「残念だ。県と連携してまん延防止に努めたい」と述べ、養豚場の衛生管理が適正か継続的に確認する考えを示した。

 この養豚場には今月5日に国などのチームが立ち入り、イノシシ侵入防止策や車両の消毒などが不十分だと指摘したという。一連の豚コレラでは、感染した野生イノシシを介して養豚場に広がったとみられている。